エキゾチックアニマル

プレーリードッグ 胸部腫瘍

  • 自咬を考慮し皮膚切開からレーザーを使用する。
  • 腫瘍は皮膚、筋肉に固着しておらずファイバースカルペルにて無血のうち容易に摘出できた。
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プレーリードッグ 歯牙腫

  • メデトミジン、ミタゾラムの筋注後、ケタミン筋注にて麻酔導入、その後イソフルラン吸入にて麻酔維持をする。
  • 鼻骨部位の皮膚はレーザーにて開口し、マイクロエンジンにて骨に穴を開け造窓する。
  • 一般的に骨を穿孔した瞬間著しい出血が見られる。綿棒にて血液を吸収し、すばやくノンアクティブベアファイバーにて止血を行う。
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ミシシッピアカミミガメの卵管脱

  • ミシシッピーアカミミガメ 6才 ♀
  • 鼻骨部位の皮膚はレーザーにて開口し、マイクロエンジンにて骨に穴を開け造窓する
  • 産卵の後肛門から内臓のようなものが出ているとのこと
  • ほぼ無血で切除完了
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小鳥の症例(卵管間膜の切断)

  • セキセイインコ 1才10ヶ月 ♀
  • イソフルレン麻酔下にて、卵管摘出術およびヘルニアの整復を行った。
  • 卵管間膜の切断には、半導体レーザーを用いて凝固切断を行った。

卵管間膜には、血管が豊富に分布しており、これを凝固止血しながら間膜の切断を行わなければならない。ベアファイバーを間膜下に挿入し、断続的に照射し、徐々に発熱させ凝固切断した。先端が最も発熱するが、ここを用いると十分に凝固が起こる前に切断されてしまうため、先端よりも5mm手前側を用いて凝固切断を行った。

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