歯周病・口内炎

歯周病

歯の表面や歯肉ポケットで細菌が異常繁殖すると、歯肉が赤黒くなってきます、この状態を歯肉炎と呼びます、さらに進行すると歯肉ポケットは深くなり歯周ポケットとなり、歯肉はさらに赤黒くなり、歯石、口臭、痛みも発生してきます、この状態が歯周炎と呼ばれます、口腔内の問題だけではなく心臓や腎臓、肝臓等、命に関わる問題に発展してしまいます。

歯周病に対するレーザー治療

軽度な歯肉炎であれば、獣医師による清掃と無麻酔レーザー治療により症状を改善する事が可能です、重度な歯周炎では全身麻酔下での歯石除去を伴う清掃と歯周ポケット内のレーザー治療、場合によっては抜歯が必要になります。

【治療のポイント】

日々の歯磨きによって予防可能な歯周病ですが、症状が進行すると色々な病気を併発するリスクも高くなり、抜歯が必要となります。日々のデンタルケアを行い、定期的な獣医師による診察をお勧めします。

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高出力レーザーとしての効果

  • 抜歯の際の歯肉の切開
  • 脆弱な反応性上皮組織の切開や蒸散
  • 歯周ポケットに常在する細菌の殺菌
  • 細菌を含んだポケット内滲出液の蒸散

低出力レーザーとしての効果

  • 歯肉口の緊張回復
  • 組織新付着の促進による歯肉口の深度減少
  • 欠損(特に水平欠損)した歯槽骨の回復促進

口内炎

猫には傷、ウイルス感染、免疫低下等を原因として歯肉や舌、口腔粘膜に炎症が起こり激しい痛みを伴う口内炎が発症する事があります、歯周病を併発することも多く、食欲が低下するために全身状態が悪化してしまいます。

口内炎に対するレーザー治療

軽度であれば投薬や無麻酔レーザー治療により症状を改善する事が可能ですが、症状が進行すると全身麻酔下での抜歯を伴う清掃や炎症部位に対するレーザー焼灼が必要となります、進行した口内炎に対し無麻酔レーザー治療で痛みを軽減したり減薬する事は可能ですが、治癒には至りません。

【治療のポイント】

猫の口内炎は激しい痛みを伴う事も多い上、全身状態の悪化に繋がる事も多い病気です。

日々のデンタルケアによる予防と共に、早期治療が重要です。早期であればレーザー治療を含め、内科的治療で対応可能ですが、重度になると全身麻酔下での抜歯を伴う治療が必要となります。獣医師によるワクチン接種や定期健診が重要です。

口内潰瘍

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治療前

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3日目
2回の治療が終了