痔のレーザー治療

痔という病気は身近にありながら、自分だけはなりたくない、とみなさんが考える病気になっています。女性の場合はなおさらでしょう。

「痔の手術はあらゆる手術の中でも最も痛い」、「治療台に乗っただけでも生まれてから一番の恥ずかしさを覚える」などのように、「迷信」や「盲信」が今でも世間に流布しているようです。そこから、自分が痔になったときにも、正しい治療を行わず、なんとか自分で治療しようとしてしまいがちになります。
確かに、これまでの手術は大変痛いものでしたが、今は医療レーザーを用いることで簡単に治療が出来るようになっています。

痔核(イボ痔)

外痔核であれば、ほとんどの場合入院せず、日帰りが可能です。内痔核も従来は10日~2週間程の入院が平均でしたが、1日~数日の入院ですみます。

裂肛(キレ痔)

周囲組織を含めレーザーで病変部を切除し縫合します。

痔瘻(アナ痔)

レーザーで切除し縫合します。今までは切除後の縫合ができなかったのですが、レーザーを使用することで可能になり、入院日数も数日ですむようになりました。